赤ちゃん・子供の病気(熱・鼻水・咳)、症状や食欲の記録

我が子(男の子2人)の発熱や病気の症状・原因・対処方法を記録しています。長男が保育園に通い始めたばかりの頃、突発性発疹やヘルパンギーナ、手足口病、アデノウイルス、溶連菌など、色々と病気しました。赤ちゃんだった次男も今年から保育園。熱、鼻水、咳などと戦う日々が始まります。

【生後9ヶ月】赤ちゃんの腸重積の症状と経過②整復術と入院生活、食欲など

前回の記事の続き。。。

長男が赤ちゃん(生後9ヶ月)の頃に腸重積になったときの症状と経過などの記録です。

 

前回の記事では、腸重積の初期症状から腸重積との診断がおりるまでの経過について書きました。

今回は、レントゲン撮影後の整復術や入院生活について書きたいと思います。

 

赤ちゃん(生後9ヶ月)の腸重積!!整復術を受けることに。。。

腸重積は、腸の一部が中に入り込んでしまう病気で、腸が二重になってしまった部分の血流が悪くなり細胞が壊死してしまうこともあるというとっても怖い病気です。

一刻も早く治療をしないと、開腹手術が必要になることも!?(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

 

うちの長男の場合、レントゲンで腸重積の可能性が高いという判断のもと、整復術を受けることになりました。

うちの子が受けた整復術は、お尻から腸に空気を入れて、腸が重なってしまっている部分をポコッと元に戻すような方法だと聞きました(私が先生に聞いた話を私なりの解釈で書いています)。

小児外科のホームページに、腸重積の整復術についてこんな記述がありました:

腸重積症の非観血的整復法

おしりから造影剤や生理的食塩水を注入したり、空気を注入して入り込んだ腸を押し戻す方法で8割から9割の腸重積症を治すことができます。この方法は非観血的整復法といいます。

     
  造影剤を用いるか、生理的食塩水を用いるか、また空気を用いるかは各施設により異なり、それぞれの施設が慣れた方法で治療を行っています。
いずれの方法もおしりから高圧で注入することにより入り込んだ腸を押し戻そうとするもので、確立した方法であり、通常は安全な方法ですが、場合によっては腸を破ってしまう危険が決してないとはいえません。したがって、慣れた小児科医や小児外科医、あるいは放射線科医による治療を受けることが重要です。
 
     

 

 引用元:http://www.dokkyomed.ac.jp/dep-k/ped_surg/T_intussuscep.html

 

上の記述にもあるように、この整復術のリスクとして、

“場合によっては、腸が破れてしまう危険性がある”という話をされました。

でも、リスクがあったとしてもこの整復術を受けるしか選択肢はなく、リスクを容認して整復術をお願いするしかありませんでした。

小児科の先生からは、『今日は外科部長も待機していますし、万が一のことがあってもすぐに対応できる体制は整っています!!』と言われました。

 

きっと、小児科の先生は私を安心させるつもりで言ってくれたんだと思うんですが、

“外科部長が待機しないといけないような大変なことなの!???”と本当に本当に恐怖を感じたことを覚えています。

長男ともう会えなくなるかもしれない。。。くらいの覚悟をしました。こんなに簡単に人の命って消えてしまうのかなって、本当に不安で怖くて、今にも泣きだしてしまいそうでした。

『痛いんですか?』と聞いてみると、『お腹の中に空気が入って来るのでポコポコっとした気持ち悪い感覚はちょっとあるかもしれませんが、痛くはないですよ。』とのこと。痛みがないっていうのがせめてもの救いかな??と思いました。

注射や点滴ですでに泣きまくっているのに、これ以上痛い想いをさせたくないですし。。。

 

整復術は、レントゲン室で行われました。

レントゲン室で、きちんと腸の重なってしまっているところが元に戻っているかを確認しながらすすめるとのことでした。

レントゲン室の前の長椅子に座って待っていたんですが、長男のありえないくらいの泣き叫ぶ声が聞こえてきて、ずっと我慢していた涙がポロポロと。。。(´;д;`)ブワッ

 

どのくらいの時間がかかったかもう覚えていませんが、我が子の泣き叫ぶ声をずっと聴いていたので、本当に果てしなく感じる長い長い時間だった気がします。

看護師さんが、『終わりましたよ。抱っこしてあげてください!!』と言われ、レントゲン室に入っていくと、別の看護師さんからオムツをはかされている長男の姿が。。。

 

私の姿を見るなり、またギャン泣き。+゚(゚´Д`゚)゚+。 私も涙が。。。。o゜o(´□`*)o゜o゜о

『よく頑張ったね~!!!!(泣)』と泣きながら抱っこしてあげると、床に血がついているのが見えて、また怖くなりました。

小児科の先生:『無事終わりました。結構出血があったんですが、重なっている部分もちゃんと元に戻りましたよ。』とのこと。

 

本当に怖い体験でした。

 

腸重積整復術のあと、入院へ。。。しばらくは点滴のみで絶飲絶食

この整復術が終わったのが夜何時頃だったかな?結構遅い時間になってしまっていたと思います。

注射やらレントゲンやら、お尻から空気を入れられるやらで、泣き疲れた長男。別人のように目が腫れてしまっていました(泣)。

その日のうちに旦那が入院準備をして会いに来てくれたんですが、長男は泣き疲れて寝てしまっていたため会えず。。。

私は、旦那の顔を見て少しだけほっとしたような安心したような?やっぱり、一家の大黒柱ですね♪

 

翌日(たしか土曜日だったと思います)、朝から旦那がお見舞いに来てくれたんですが、旦那の顔を見るなりギャン泣きの長男。。。ヾ(;´Д`●)ノぁゎゎ

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エルゴの中で顔をうずめて泣きまくり。。。w よっぽど怖いおもいをしたんでしょうね。。。

 

入院中、しばらくはきちんと腸が開通しているかどうかを確認するため絶飲絶食。

たしか、うんちも毎回見せるように言われていたと思います。

整復術後は腸重積を再発しやすいみたいで、慎重に体調をチェックするみたいです。

 

この時期の赤ちゃんの入院って本当に大変でした。

まず、全然じっとしない!!動きたくてしょうがないのに、点滴されてるからどこにも行けないし、そのせいでグズグズ。。。夜も、別の赤ちゃんや子供の泣き声ですぐに起きてしまうし、個室をお願いしたんですが個室もあいてないし。。。

小児科病棟はDVDプレイヤーがついていたので、それまであまり見せたことのなかったDVDやテレビを見せまくりました!!

 

そんなこんなで、退院できたのはたしか4日目か5日目くらいだったと思います。

最後の日は点滴もはずれて離乳食も出してもらって、すっかり元気に!!

腫れて一重になってしまった目も二重に戻り、いつもの長男に戻りました。

 

入院生活も本当に長かった~~~~!!!

あ、そうそう!!入院中に、家の近くの最初に診てくれた小児科の先生が聴診器を持ってお見舞いに来てくれたんです。その小児科から入院している病院までは車で30分近くかかるのに。。。

特に親しい先生っていうわけでもなかったんですが、長男の症状がはっきりしない状態で大きい病院に紹介されたので気になってたのかもしれないですね。ちょっと感動しました!!

 

うちの長男が生後9ヶ月の頃にかかった腸重積は、こんな症状と経過をたどりました。

が。。。

この数日後、また血便が!!!!!

 

腸重積、再発しまた入院するハメになってしまいました!!アタヽ(´Д`ヽ ミ ノ´Д`)ノフタ

 

2回目の腸重積については、また次の記事をご覧ください。