今日は、うちの息子たちの過去の病気について書きたいと思います。
我が家には2人の男の子がいますが、長男(現在4歳)が赤ちゃん(生後8ヶ月)の頃に腸重積で入院したことがあります。しかも2回も!!
腸重積で入院したときの長男の写真↓↓
こんなに小さな体で点滴をつながれて。。。(´;ω;`)ウッ 今思い出しても、大変な入院でした。
腸重積(ちょうじゅうせき)って男の子がなりやすい病気みたいですね。
うちの子が腸重積になったときは、機嫌が悪くなるなど腸重積の特徴的な症状がはっきりとあらわれなかったため、小児科の先生もきっと判断がむずかしかったと思います。
うちの子のように、典型的な症状が出ない赤ちゃんもいるので、生後6ヶ月~2歳くらいの男の子(女の子)をお持ちの方には注意していただきたいです!!
うちの子が腸重積になったときの経過や症状をまとめておきます。
腸重積ってどんな病気?赤ちゃんの特徴的な症状
腸重積(ちょうじゅうせき)って聞いたことありますか?私は、自分の赤ちゃんが腸重積になるまで全く知りませんでした。
腸の一部が腸の中に入り込んでしまう病気らしく、腸重積になってしまうと中に入り込んでしまった部分で血が流れなくなってしまうため、長時間放置するとこの部分の組織が壊死してしまうそうです。
早く発見しないと開腹手術が必要になるような、とっても怖い病気です。
腸重積の典型的な症状① 腹痛で泣き叫ぶ
腸重積になると、約15分~20分間隔で激しい腹痛が起きるため、起き泣き叫んだりお腹を抱え込んだりと痛みを訴えるそうです。痛みがないときはケロっとしているのも特徴のひとつで、急に泣き出したり、すぐにケロッといつものご機嫌に戻ったり。。。といった症状がみられるようです。
いつもと違うようなお腹の痛がり方をする場合は注意が必要です。
腸重積の典型的な症状② 血便(イチゴゼリー状の便)
腸重積は、腸の一部が腸の中に入り込み血が流れなくなってしまうため、この部分の粘膜が痛み出血しうんちと一緒に出てきます。粘液に血が混ざったような粘血便が出るそうです。
腸重積の典型的な症状③ 嘔吐
腸重積になると、腸の中での移動が障害されるため吐くなどの“腸の閉塞症状”が現れます。
参考:
うちの赤ちゃん(生後8ヶ月)の腸重積の初期症状
その日は、いつもと同じようによく行っていた子育て広場へ遊びに行きました。
お昼ご飯にベビーフードを食べさせていたところ、食べている途中で嘔吐。
でも変な吐き方をしたわけでもなく、機嫌も悪くなかったため、“いっきにたくさん食べすぎたかな?”と思っていました。
家に帰ってきてからお昼寝をし、夕方になり晩ごはんの時間。
ブリブリっとうんちをしたのでオムツをかえようとオムツを脱がせてみると、うんちに何か赤い液体が!!
“え?これ血じゃない??しかも、なんかジェルみたいな粘液もついてるし!!”
。。。という感じで、血便を発見。
でもね、そんなに大量に出血してたわけじゃないし、全然大したことじゃないと思っていました。全くイチゴゼリーっぽくなかったですし。
たしか夕方18時くらいでギリギリ小児科があいている時間だったので、
“晩ごはん前にちゃちゃっと診てもらっとくか。。。”っていうくらいの軽いノリで、保険証と乳児医療証だけを持って小児科へ。あ、あと念のためうんちをしたオムツも持っていきました。
小児科へ行ってうんちを見せると、
小児科の先生:『何か赤い食べ物食べたんじゃない?トマトとかニンジンとか。。。』
って言われました。本当にそのくらい少量しか出血してなかったんだと思います。
私:『いえ、特に。。。あ、ニンジンは昨日食べたかな??』
先生:『機嫌はどうですか?お腹痛がったりしてない?』
私:『う~ん。。。別にいつもと違う様子はなかったんですけど。。。』
先生:『吐いたりはしなかった?』
私:『お昼ご飯のときに少しだけ吐きました。でもそんな変な吐き方じゃなかったです。』
先生:『本当に出血してるかどうかこのうんちだけじゃわからないから、もう1回浣腸してうんちの状態をみせてくれる?』
。。。っていうことで、浣腸することになりました。
浣腸してうんちが出たのでうんちの様子を見てみると、また前回と同じような少量の血と粘液が!!
先生:『念のため、大きい病院で診てもらっとこうか。今から紹介状書くから、お母さん今から連れて行ける?』
私:『え??今からですか?何かひどい病気ですか?』
先生:『まだはっきりわからないけどね。腸重積って聞いたことある?』
私:『いえ、聞いたことないです。』
先生:『腸ねん転みたいな感じでね、腸の一部がきゅって中の方に入り込んでしまう病気なんですよ。もしその腸重積だったら急いで治療しないといけないから、念のため大きい病院で診てもらってきてね』
私:『はい、わかりました。』
この時点でも、“念のため”っていう気持ちの方が大きく、そんな大したことないと思ってました。
ちょうど帰宅ラッシュの時間で紹介してもらった病院までの道のりは大渋滞!!
長男は車に乗るのが大嫌いな赤ちゃんだったので、ずっとギャン泣き。。。
“病院行くの、明日じゃダメかな??ギャン泣きでかわいそうだし。。。”なんて、考えながら運転してたのを覚えています。
腸重積の疑いで血液検査&超音波検査&レントゲン検査!!
いざ病院へ到着。
本当にすぐ家に帰るつもりで出て来たので、抱っこ紐も何も持って来てなかったので長男を片手で抱っこして、もう片方で小さなバック(もちろん、財布とスマホくらいしか入ってません)を持って小児科へ向かいました。
大渋滞のせいでかなりご機嫌ななめの長男。晩ごはんも食べてないしお腹もすいてるっぽい感じです。
小児科で待っている間に授乳していいか聞いてみたんですが、診察が終わるまで待つように。。。とのこと(;´Д`) うぅっ。。長男、か~なりグズグズでした。
今にして思うと、お腹が痛くて泣いていた部分もあったのかもしれません。
大きい病院へは、近くの小児科で浣腸したときのうんちも持参していたんですが、再度その病院でも浣腸してうんちをするように言われました。
何回も何回も浣腸されて、本当にかわいそうでした。
結果、また血が混ざっていたためレントゲンを撮ることになりました。
はっきり覚えてないんですが、たしかレントゲンを撮る前に血液検査と点滴もされたと思います。超音波検査もされたんですが、エコーだけだとはっきりわからなくてレントゲンを撮ることになったんだと思います。
注射をされるときは、席を外すように言われて待合室で待っていたんですが、ギャン泣きする我が子の声だけが待合室に響いていて、その声で私も泣きそうになった記憶があります。泣いているのに抱っこも出来ないっていうのは、初めての出来事だったので本当に辛かったです。
どうやら、なかなか血管にうまいこと針が刺さらず、何度も何度も針を刺された様子(´Д`。)グスン
レントゲンの結果、腸重積の疑いが強くなり整復術&入院へ
レントゲン中ももちろんギャン泣きの長男。
とにかく後追いや人見知りがひどいタイプだったので、ママから離れるだけでもギャン泣きなのに、ママのいない部屋(レントゲン室)へ連れて行かれ、動かないように押さえつけられて。。。(泣)
結果、レントゲン写真を見てみると白くモヤがかかったような部分が!?
先生曰く、“レントゲン写真を見ても、間違いなく腸重積!!と言い切れるほどではない”とのことでした。
ですが、腸重積の可能性が極めて高いとのことで、万が一腸重積だった場合は一刻も早く治療をする必要があるそうで、整復術を受けて入院することになりました。
続く。。。